Hello Pop!!

Read Article

享受東京Live House!!

盡情享受東京live house的熱情與音樂衝擊! 詳細地說明 請按這裡

“Rest In Shoegaze”
in台北 cruyff in the bedroom ・broken little sisterインタビュー

“Rest In Shoegaze”
in台北 cruyff in the bedroom ・broken little sisterインタビュー

5.16(Sat) 台北The WALL公館 、5.17(Sun)台北小地方展演空間にて開催されるイベント“Rest In Shoegaze”
に日本から参加の2バンド、cruyff in the bedroom(以下クライフ) broken little sister(以下bls)(他に台湾からDoodle、day time shower、glue、Slack Tide、DJとして日本からume-rockさんも参加)。台湾のシューゲイザーファンの方々も今からこのイベントを楽しみにされてると思います。今回高円寺HIGHで、毎月末に開催されているクライフ ハタユウスケさん主催のシューゲイザーイベントTotal Feedbackbls が出演されるとの事で、リハ終わりにそれぞれバンドを代表してクライフからVo.Gハタユウスケさん、blsからBaカトウタケシさんにお話伺う機会をいただきました!お二人は古くからの友人とのことでそれぞれのバンド、日本のシューゲイザーシーン、台湾について等ざっくばらんに話していただきました!

文頭cruyff in the bedroomライブ画像 PHOTO by 田村尚希

 

ーーまずは今回の台北公演決定のいきさつからお聞きしてもいいですか?タケシさんからユウスケさんに声をかけたと伺いましたが。

ユウスケ:そうそう、今回はタケシくんが振ってくれたのが見事にハマって。いままでもクライフで海外の話はあったけど、全部途中で頓挫してたからね。blsと一緒に行けるのはこちらとしてはホントありがたい。だって昔からめっちゃ友達で下手したら20代だったんじゃないかな()15年以上だよね?

タケシ:そうそう()

ユウスケ:それくらい長い付き合いの友達とこうして一緒に出来るのは嬉しいですね。DJは昔よく一緒にやってたんだけどね。

2015-02-22 Sunday MondayにてDJされてるタケシさん

2015-02-22 Sunday Monday DJとして参加されたblsタケシさん 

 

ーーそうなんですね。じゃあお二人が仲良くなるきっかけはバンドではなくDJとしてだったんですか?

ユウスケ:そうだよ。90年代後半当時、日本のギターロック、ギターポップのクラブシーンでトップだった吉祥寺bar dropってところがあって(※現在既に閉店)。よくThe Jesus and Mary Chain Nightとかやってたよね。Sunday Monday(※AMPcafeにてTotal Feedbackと同時開催のume-rockさん主催DJイベント)に以前出てたアケシンとタカハシヨシハルがbeepluck!ってイベントやってて、俺が後からそこに入ったの。umeちゃんはさらに後から入ってきたんだけど、そのイベントにタケシくんがゲストDJでよく来てくれてそこで仲良くなったね。夜中知り合った人()

タケシ:でも多分その前からですよ。たしか渋谷の屋根裏、、

ユウスケ:(手を叩いて)そうだ!

タケシ:多分他のバンド観に来てたのか、うちらのバンドも観てくれて。今でも覚えてるけど渋谷の屋根裏の外を上がったところでユウスケくんと二人で話したよね。どんな服装だったかも覚えてる()

ユウスケ:うそ?そっか、そんな前だっけ?とんでもない古さだね()。タケシくんが当時やってたPLANETS GROOVEってバンドも超かっこ良くて、杉浦英治(※Sugiurumn90年後半活躍したギターポップバンドELECTRIC GLASS BALLOONVo.)がミックスしてたりして、俺、当時杉浦くんとも仲良かったからそのつながりもあって、タケシくんとはどうやっても会う関係ではあったよね。

タケシ:そうですね。クラブ、ライブハウスと色んな現場で顔を合わせてましたね。

ユウスケ:日本のシューゲって結構この辺まわりで起こったことも多いから全部出てきちゃうんだよね()。あぁ、そっか、honeydip(※CQ渋谷潤さんが以前活動されていたバンド)観に行った時にゲストで出てたんだよね。PLANETS GROOVEホントかっこ良くてね。それで話しかけたんだと思うよ。

 

ーーその頃はいわゆるシューゲイザーという音ではなかったんですか?

タケシ:バンドメンバー全員パンク、ニュー・ウェイブ上がりで()メンバーに共通して言えるのは、そういった音楽は勿論、USUKのヒットチャートにランキングするような、ポップスやブラックミュージック等も各々好んで聴いて育ってきたので、バンドの楽曲には自然とそういった要素が反映され、その上でギターサウンドはシューゲイザー色のある音色って感じでしたね。

ユウスケ:かっこ良かったよ、ツインベースで。blsもかっこいいけど、俺はタケシくんとの最初の出会いはPLANETS GROOVEだからね。

 

初共演が台北で実現

ーーちなみにクライフとblsの対バンって過去にあったんですか?

ユウスケ:今回初めてなんじゃないかな?

タケシ:うん、初めて。

ユウスケ:なんで今までやってなかったかわかんないね。多分タイミングだと思うけど、やってなかったっけって感じだね、毎月会ってるし()

 

ーー今回のライブでクライフとbls初の対バンを目撃出来るということですね。ある意味台湾のシューゲイザーファンはラッキーですね()。では少し話を戻していただいて、改めてそのライブ実現の経緯を教えていただけますか()

タケシ:そうですね()blsとして活動し始めた当初から、海外にもチャレンジしてみようと考えていたので、先ずは隣国やアジア方面へチャレンジしてみようということで、最初は香港に行きました。その後所属レーベルが台湾のManic SheepCDを取り扱うという事で、Manic Sheepとレーベルメイトみたいな形になったんですね。それから連絡取り合うようになってお互いライブしようよってことで台湾行くことになって。Manic Sheepと共演出来てライブもけっこう盛り上がって面白かったので、また行きたいなと思って今回もお願いしました。

 

ーーblsは今回で台湾は何回目なんですか?

タケシ:台湾は3回目ですね。

ユウスケ:先輩ですね()

タケシ:いえいえ。今回ライブを行うTHE WALLにはメジャーなアーティストは日本からもたくさん行ってるんだけど、高円寺HIGHでやってるような日本のインディバンドはほぼ行ってないので、仲いいバンドともどんどん一緒に行きたいと思って。ユウスケくんにはいつもお世話になってるし、クライフも昔から友達だし声かけてみたら「是非!」ってことで。

 

ーーそうなんですね。やはりなかなか台湾の方々に日本のインディバンドを知ってもらう機会は現状少ないのかも知れませんね。現在の日本のインディーズシーン、とりわけシューゲイザーシーンはどういう感じですか?

タケシ:まぁ、はっきり言っちゃうとシューゲイザーという音楽はニッチなジャンルですね。

ユウスケ:超ニッチだね()

タケシ:だけど、ロックというか音楽の枠の中で言うとシューゲイザーの要素はいくらでもあるんですね。ミュージシャン達はシューゲイザーというジャンル自体は認知してて、そういった要素を取り入れようという試みは多く見られるんです。またビックなバンドもいることはいますが、やはり市場としては小さいですね。これは台湾も含めて世界的に言えることだと思うけど。

 

下北最強時代を感じさせる今の台湾

ーータケシさんは実際に2回台湾でのライブを経験されて、日本との違いを感じたことはありますか?

タケシ:もちろんシューゲイザーが好きで来てくれる子もいるんだけど、昔の日本のようにライブハウスにみんなが通ってたあの感じが台湾にはありますね。

ユウスケ:ライブハウスにお客さんがついてるってあったもんね、昔は。

タケシ:そういう状況がここ数年あって、大きなフェスもいろんな場所で始まってますよね。ただライブハウス自体はだんだん無くなってきてて、だから野外で場所借りてフェス的なことをやり始めたりして、大学生とか音楽好きな若者がそういうところに足を運ぶっていうのが今の台湾の状況なのかなって思います。ちょうど日本の90年代後半ぐらいのインディ音楽が流行りはじめた頃、それこそASIAN KUNG-FU GENERATIONELLEGARDENとか、BUMP OF CHICKENART-SCHOOLpre-schoolとかどんどん出てきてギターロックにおけるインディーズって言葉が認知され、ある意味インディがメジャーのような、そんな当時の日本の状態がここ数年の台湾にはあると思います。

ユウスケ:下北最強だった頃だね。日本の90年代初期にはVenus Peterもいてシーン自体すごいカッコ良かったと思うし、それは素晴らしいね。

タケシ:台湾の音楽好きの子達も日本のその頃の音楽、バンドがフィルターになってますね。もちろんダイレクトに欧米の影響受けてるアーティストやファンもいるんだけど、やっぱり日本と台湾って親交深いじゃないですか。ファッションにしても何にしても日本のフィルターを通しての感覚があるので、誰にでも聞くとNUMBER GIRLbloodthirsty butchersが好きとか、どちらかと言うとUS寄りの音をやってる日本のバンドが好きみたいですね。シューゲ好きだとSUPERCARとか。

 

ーーお二人が興味あったり仲良かったりする台湾のバンドはいますか?

タケシ:仲いいのはさっきも言ったManic Sheepかな。

ユウスケ:Manic Sheep[Total Feedback]に出演してくれたよ。そのとき初めて知り合い仲良くなってここに至るっていうのは全てタケシくんがひいてくれた道だと思う。ホント繋がったって感じ。相当大きな仕事してくれたと思うよ()

 

ーーユウスケさんはここ高円寺HIGHTotal Feedback(シューゲイザーイベント)を主催されてますね。※Total Feedbackについては前回記事参照

ユウスケ:Total Feedbackは高円寺HIGHがオープンするって時に店長から「イベントしてくれない?」って依頼されたんだけど最初はめんどくさいなと思って断ってたの。でもよく考えたら、日程を与えられるってことはオレの自由にしていいんだと。しかも毎月開催出来るなんてこんなラッキーなことはないと「やっぱりやらせて!」って始めた()。それからTotal Feedbackだけでおさまらなくなったからblue noise testってシューゲだけじゃなくもう少し振り幅を拡げたイベントもやりだしたけど、ありがたいことにいろんなバンドが出たいと言ってくれて。何が俺にとってありがたいってわざわざ観に行かなくてもここで観せてもらえるでしょ()?現状Total Feedbackに関しては日本のシューゲ盛り上げたい!って言っちゃったから、もっとちゃんとやんなきゃってことでバンド数増やしたり明確なテーマを持って開催したりと体制を変えてるところ。そういう意味でも今回ブロークンとクライフが揃って台湾行くってのはとてもいい話だと思う。仕切り直そうとしてるまさにそのタイミングにそういう話もあったからもっと大きく出来るんじゃないか?と思って。海外のバンドもバンバン出てもらえるようになるかもじゃん?受け皿を作っておけばタケシくんのネットワークも活きてくるなぁと思ったから。結局人との出会いによって大きくなって行く感じはすごいあるよ。みんなそれぞれ想いをもって話してくれて、それいいね!ってなってやってる訳だから。

高円寺HIGH、VIPルームにて

 写真左 broken little sister タケシさん 写真右 cruyff in the bedroom ユウスケさん

 

ーーなるほど。では日本のシューゲイザーシーンは地域によって盛り上がり等違いはありますか?

ユウスケ:やっぱりバンド数が多いのは東京だと思うよ。ニッチなジャンルだけど数は多い。地方だと各県に数組とかじゃないかな?俺の知ってる限りはね。やっぱりみんな東京までライブしに来る。とは言え大阪にはLemon’s Chairがいて名古屋でもシューゲフェスやって盛り上げてる、ちゃんとみんな耕してて、ニッチなシーンを上にあげたいって想いはあると思う。だから各地で頑張ってるバンドと一緒にやれるのはこっちにとってもすごく嬉しいし。

Vinyl Junkieのミナミさんが各国のシューゲバンドを頻繁に日本でもリリースしてくれてることも大きい。2000年くらいには今日(Total Feedback)出演してくれるKaimy Plants、今うちでドラムサポートやってくれてるタツの在籍してたHARTFIELDといった日本のバンドなどいっぱいリリースしてたし、アメリカのシューゲ老舗レーベルClairecordsと合同で、俺らも入れてもらったんだけど日本とアメリカのバンドを合わせたコンピ作ったり、そういった地道な活動をちゃんとやり続けてたので、ニッチなシーンではあるけど根付いてはいるんだと思う。もちろん主催や出演バンドが頑張ってるからなんだけど、シューゲフェスみたいにがっつり看板上げてやると満員になる。ただ単体で人を呼べるバンドは残念ながら実際は少ないね。

 

ーーそもそもどうしてお二人はシューゲイザーが好きになったんですか?

タケシ:今でこそシューゲイザーっていうジャンル、呼称があるけど、うちらがリアルタイムで体験したバンド、my bloody valentineRIDESwervedriverとか90年代イギリスを中心に活躍してた当時はシューゲイザーという言葉もなくそのまま聴いてたからね。

ユウスケ:俺その頃はロカビリーだったからわかんない()。後追いだからこそその話すごい楽しい()

タケシ:その時はmy bloody valentineも普通にイギリスのインディバンドって感覚で聴いてましたね。ただ轟音すげえなぁとか、どうやって音作ってるんだろうとか思って。シューゲイザーを聴くという感覚はなく、それぞれのバンドの音楽スタイルと思って聴いてました。それが2000年頃になってクライフもそうだけど日本のバンドでもリアルタイムで当時聴いてた音をそのまま吸収して自分達の音に反映させてやり始めるようになりましたよね。

ユウスケ:88年だっけ?my bloody valentineIsn’t Anythingがシューゲイザーとして大きく出た最初だと思うんだけど。で、88年〜91年っていうのがイギリスでシューゲイザーって呼ばれるようになった時期だと言われてるけど、俺その頃思いっきりリーゼントだったから()。その頃のことは知らなくて、95年に当時やってたバンドでメジャーデビューして、音楽をより吸収出来る時期にタイミングよくブリットポップにはまったんだよね。そこから色んなバンド掘り下げていったらCreation Recordsにあたって。あのレーベルがかっこいいバンドを死ぬほど出しててさ。基本的に歌ものでうるさいギターロックというレーベル。そこに出会ってRIDEを知って、俺もこんなのやりたいと思ったけど、当時のバンドメンバーは興味持たなくって解散してすぐクライフを組んだ。さっきのタケシくんの話じゃないけど、最初は俺もシューゲイザーバンドやろうと思ってなかった。Wannadiesとかスウェーデンのバンドも好きだったから、轟音で歪んだギターにダンスっぽいリズムでやりたかった。MadchesterCreation Records(シューゲイザー)を足したような、blsなんて当時まさに俺らがやりたかった理想みたいな音だもん。

タケシ:うちらに関しても未だにシューゲイザーやってるつもりないんですよ。音の表現方法としてさっき言った轟音で歪んだギターということで。

ユウスケ:轟音って言うのがやっぱりテーマだね。音の作り方は色々あって感性の問題だと思うけど 、NirvanaとかのUSバンドの歪みではなく、UKバンドの歪みが好きなんだね。歪んだギター!が一番影響受けたところかな。

 

ーーではむしろシューゲイザーバンドと括られる事について抵抗とかありますか?

ユウスケ:今は全然ないよ。正直最初は嫌だったけどね。「(前バンド解散後)シューゲイザーやるんですか?」って聞かれても「ちげぇよ」って否定してた()。今はどう定義づけられてもいいかなと思って。結局自分の好きなバンド上げていったらほぼシューゲイザーバンドだし、日本のシューゲイザーバンドって言ったら、ありがたいことにクライフを挙げてもらえるようになったからそういう認知なら全然いいや!と思って。今はホント全く嫌じゃなくて、シューゲイザー大好き!って感じだよ。

 

ガラパゴス化する日本のシューゲイザー

ーーでは影響を受けたバンドというと先ほど挙がったバンドですか?

タケシ:シューゲイザーとして影響を受けたと言うとそうですね。

ユウスケ:だってさ、一番好きなジャンルはシューゲイザーだとは思うけど実際もっと色々聴いてるじゃん。モッズもパンクもBlurなんかのブリットポップとかも大好きだし、誰それ?っていうようなバンドだっていっぱい好きだし。シューゲイザーと言ってもmy bloody valentineRIDEでも全然音像違うしね。

 

ーー確かにお二人のバンドも全然違いますよね。

タケシ:シューゲイザーの中にもいろんな要素がありますね。

ユウスケ:あるよね。そこは面白いと思う。日本て変なバンドいっぱいいるもんね。

 

ーー変なバンドって()。それは褒め言葉としてですよね?

ユウスケ:そうそう()。シューゲイザーでもいろんなバンドいるからね。ガラパゴスってるよ、日本は。世界を見ても本場とは違って、形を変えて日本独自に発達したシューゲイザーっていうのがある。他ジャンルもそうかもしれないけど、日本という辺鄙な場所だからこそ独自に違う進化を遂げてるんだろうなと思うけどね。台湾にも同じように訳分かんないバンドがいると思うんだけど、それはすごくいいことだと思う。

broken little sisterライブ画像 PHOTO by Makk Owen Watt

broken little sisterライブ画像 PHOTO by Makk Owen Watt

 

ーー他のジャンル、音楽的要素で取り入れてみたいものとかはありますか?

ユウスケ:まぁ既にいろいろやってるけどね。跳ねもの、四つ打ちとか、シューゲイザーバンドはあんまりやらないけど、うちはやって来たね。blsもエレクトロ使ってたり、ギターロックやマンチェな曲もあるし。

タケシ:音楽面で言うといろんな要素を取り入れやすいジャンルだと思うんですね。うちらに関してもエレクトロ、ヒップホップ、レゲエと色んなジャンルの要素を取り入れてますね。

ユウスケ:ただシューゲイザーには1点だけ弱いところがある。ファッションがない。これけっこう痛い。それはオリジネーターのバンドがそうだったからかもしんない。ビジュアル面に関してはパンクやロカビリー、モッズなんかはスタイルが確立されてて羨ましいけどね。シューゲイザーバンド出てきたね!ってファッションでわかるような感じがあったらもっと拡がる気がする。

タケシ:そうだね、そういったビジュアル的なアイコンがあればね。

ユウスケ:そうなんだよね。俺も2008年にTotal Feedbackってコンピ作った時にシューゲイザーのイメージをもっとロマンティックな感じにしたかったんだけど、やりきれなかったのかなと思う。ファッションの統一は難しいね。まぁ裏をかえせばいろんなのがいて、死んだ僕の彼女みたいに目のまわり真っ黒にするやつもいるし、ゴスっぽいのもいればグランジみたいな格好のシューゲバンドもいて面白いけどね。

 

ーーではお二人が考えるシューゲイザーとは何ですか?

ユウスケ:共通項は轟音ギター、グッとくる泣きのメロディ、ロックスターっぽくないところ()。普通のギターバンドが今回シューゲイザーの要素を取り入れましたとかも言うじゃん?轟音ギターで空間系の音入れればシューゲイザーって音像のイメージとしてははっきりしてるから。

タケシ:今ではシューゲイザーって言葉で認知されてるけど、その背景は音ですね。

ユウスケ:精神性も特になくて、そのへんが他の確立されたジャンルとは違ってすごく曖昧だけど、実際音像自体が曖昧な音楽ではあるからね。そこが良いところでもあり、悪いところでもあるんだろうなと思う。90年代初期のオリジナルシューゲイザーバンドのアートワークとかたいてい印象派の絵みたいな感じでしょ。あの感じがシューゲイザーだと思うよ。音とあのジャケットが合ってる。RIDEの1stとかmy bloody valentineLovelessだってあの音にはあの絵しかないと思う。

タケシ:抽象的なものを音で表現してる。ジャケットとかもそういう感じ。

 

北海道へ行くように台湾へ

ーー今回お二人のバンドが台北The WALL公館で対バンするDoodleも音的にはシューゲイザーバンドということですか?タケシさんのお友達のバンドですか?(※インタビュー時には5.17(Sun)台北小地方展演空間にblsが出演されることがまだ決定されてませんでした。)

タケシ:友達の友達ですね。台湾のインディバンドが集まるライブハウスがTHE WALLで、そこを中心に活動してるシューゲのバンドはだいたいうちらとからんでて、Doodleもそうで今回手を上げてくれました。

ユウスケ:5月うちらが台北行った直後のTotal Feedbackには逆に台湾のバンドに来てもらうよ。

タケシ:うちらが台湾でライブするなら、台湾からも日本に来てもらって一緒にやろうと。

ユウスケ:日台のバンドが交流してる姿を両方の国の人に観てもらえたら、そこからまた拡がっていくと思うしね。

タケシ:向こうの人たちも個人で旅行に来たりライブ観に来たりとかはあるけど、インディバンドがなかなかこっちでライブやる機会がなくて、それをうちらで盛り上げたいなと思ってて。透明雑誌も友達ですが、彼らくらいになればもうバンドで何回も来てますけどね。

ユウスケ:俺のイメージだと台湾行くのって札幌行くのと同じだけどね。今までつてがなくて、札幌行きが決めるまでには時間がかかったけど、いざ行ったら札幌にはオルタナやギターロックのシーンがちゃんとあって、そのシーンのバンドと直接やり取りするっていう感じ。札幌だったらSpiritual Loungeってライブハウスの店長やってるFLUKEの新保さん、俺ら界隈の北海道のボスとやり取りしてるんだけど、同じように次はManic Sheepの有くん、タケシくんと一緒にやり取りして、今後も継続してあっち行ったりこっち行ったり出来ればいいなと思ってる。札幌行って何食べたいですか?って聞かれてももう通い慣れてるから「いつも通り」って言うもん。台湾でも早くそうなりたいね。言葉の問題はあるけど、飛行機の時間もそこまで変わんないし。

タケシ:うちらも、ユウスケくんの紹介とかもあって東北の青森や山形とか行ったりしてて、そのまま東北行く感覚で台湾とかも行けるんじゃないか?って思うようになって。それでメンバーには台湾に旅行行こうよって伝えて、そのついでに旅行気分でライブしようって()。行ってみたら意外に楽しくて、そんなにお金かかんないし、ホントに北海道行くような感覚で行けるなってわかって。

ユウスケ:実際沖縄行くより安いでしょ、台湾行くの。だったらまず海外の台湾行っちゃえっていうくらいのイメージ。

タケシ:そう、そういう話をいろんなバンドにもしてて、ユウスケくんにもそういう感じで行っちゃいましょう!って。

ユウスケ:こっちも「いいねえ!」みたいな感じになって()

タケシ:せっかく活動してても、地方行ってなかなか集客も望めなかったりってことであれば、別の土地行ってチャレンジしてみて、それで反応良かったら楽しいじゃんって思って。で、行ったら受け入れてくれて。だったらもっと交流しようよって。

ユウスケ:日本にもシーンがあるように台湾にもシーンがあるわけで、こんな近いんだから一緒にやっちゃえばいいじゃんって。

 

ーーお話聞いててすごく期待が膨らんできたところですが、最後に台北公演に向けてのお言葉いただけますか?あ、何かサプライズとか用意されてたりとかは?()

ユウスケ:blsは3回目だからしなきゃいけないかもね()

タケシ:いやうちらもいつも通りで()。日本のインディでやってるバンドって観る機会ないはずで、うちらみたいに自分達でやり取りして、自分達で乗り込んでっていうのはなかなかないから、そういった意味では普段観れないバンドを単純に楽しんでほしいなっていうのがありますね。こういったバンドが日本で活動しててシーンを作ろうとしてるっていうことを体感してほしいですね。あとライブだけでなく日本のインディバンドのCDを買う機会もなかなかないと思うので、バンドが直接持っていくことも大事だなと思ってます。

ユウスケ:クライフはリリースアイテムがめちゃくちゃたくさんあるので全部は持っていけない、今回はベスト盤と2枚組のDVDを持っていくので是非この機会に聴いて欲しいですね。とにかくクライフにとっては初めての台湾公演なので、今のクライフをたっぷりお見せ出来ればと。

タケシ:初めてのクライフをがっつり体験してほしいですね。なかなか観る機会ないから是非ライブに来て楽しんでほしいです。

ユウスケ:初めて行くから優しくしてって書いといて()。でもなぜトリなんだ?って言う。。

タケシ:いやいや、キャリアが違いますから()。うちらは新米なんで。

ユウスケ:3枚もアルバム出しててどこが新米だよ()。これをきっかけに台湾のバンドも日本に紹介したいし、日本のいいバンドも観てもらいたいから、タケシくんが開けてくれたドアを大事に開けたままにしたいなと思います。だって日本にはシューゲバンドってこんなにいるけど、誰も日本のフェス出てないでしょ?それがなんか悲しいなとは思う。でもMANIC SHEEPはフジロックに出てるんだよ!そう考えるとみんなで一緒に盛り上げたいと思うよね。MANIC SHEEPが来日したら応援したいし、逆に俺らが台湾行った時はそういう風にしてもらえたら嬉しいし、お互い協力し合えればなと思ってます。

タケシ:こういう形でやってるインディバンドはおそらくいないと思うので繋げていきたいですね。

ユウスケ:俺らはザ・現場だよね。日本国内でもそういう付き合いをしてきたから。さっきの札幌の話でも誰かがバックについてるわけじゃなく、札幌のシーンの現場のバンドが俺らを呼んでくれて行けるようになって、そのシーンと繋がってライブをやれるようになったし、それは青森だろうが大阪だろうが名古屋だってそうだったし。

 

ーーそれが今回は台湾だったということですね。

ユウスケ:そうそう。もちろんクライフにとっては初海外だから正直ちょっと気負ってる部分はあるけど、台湾でのインタビューで「こっちでは何食べたいですか?」って聞かれた時に「魯肉飯(ルーローハン)食べたいです!」とかそんなチャラいこと言いたくない感じ()。「いつも頂いてますから、今回はいいです。」、ってくらい台湾とは親密になりたいと思ってます。

cruyff in the bedroom “cry”

 


broken little sister “walk alone”

 

ユウスケさん、タケシさんにはお忙しいなか本当にありがとうございました!高円寺HIGHVIPルームで約1時間、中身の濃いお話をじっくり聞く事が出来ました!イベントが盛り上がるよう良いライブをしていただくのはもちろんのこと、お二人が話されてるように今回のライブが単発で終わることなく、今後も交流が続いていくことを願っています!そして今回台湾まではちょっといけないという日本のシューゲイザーファンの方々に朗報です!彼らが台北でライブをした直後のTotal Feedbackに台湾からDoodle、daytime shower、Slack Tideの出演が決定し、日本からも再びクライフ、bls、そしてその他にも下記見ていただけたらわかりますが、とても良いバンドが出演して開催される事が決定しました!日本にお住まいの方は是非この機会にライブに足を運んであまり観る機会もまだ少ない台湾のバンドを観に来ていただきたいと思います!

 

”Rest In Shoegaze” in台北

 

5/16(sat) THE WALL 公館

Doodle

broken little sister

cruyff in the bedroom

DJ/ume-rock

Time: PM7:00-
Price: Advance NTD.700 / At Door NTD.800

活動頁面: http://goo.gl/0Wm2Bk

售票頁面:      博客來 http://goo.gl/HTpO0H 或者是 這牆的票口。

 

台北THE WALL  ACCESS

 

5/17(sun) 小地方展演空間

daytime shower

glue

Slack Tide

broken little sister

活動頁面:http://goo.gl/Se8pyE

售票頁面: INDIEVOX http://goo.gl/I6y0fY

 

小地方展演空間  ACCESS

 

”Total Feedback”in東京

5/30(sat) 高円寺HIGH

Doodle

Slack Tide

以上from台湾

cruyff in the bedroom

broken little sister

PLASTIC GIRL IN CLOSET

溶けない名前

少女スキップ

OA/cattle

open 15:30/start 16:00
2,500/3,000

チケット詳細

 

高円寺HIGH ACCESS

 

なおblsについてはNo Band,No Lifeという日本のバンドを紹介するサイトで中国語で詳しく紹介されてるので中国語分かる方はこちらも読んでみて下さいNo Band,No Lifeの皆さんには本当にいつもお世話になってて、今回のインタビューでも台湾のシューゲイザーファンならどんなこと聞きたいとか教えてもらったりしました。ありがとうございます!そして今回の台北ツアー、実は自分も通訳兼スタッフとしてみなさんとご一緒させて頂く事になりました!台湾のシューゲイザーファンのみならず、インディーズ音楽ファンの皆さん、是非ライブを一緒に楽しんで交流しましょう!

 

cruyff in the bedroom

1998年結成。Japanese King Of Shoegazerと称されRingo Deathstarr,The Pains Of Being Pure At Heart,asobiseksuらとも共演。シューゲイザーシーンにおいて世界を代表するバンドの一つである。またVo.G ハタユウスケ自らOnly Feedback Recordを設立、自身のバンド以外にもPLASTIC GIRL IN CLOSETAl Van She’s Comingといった良質なバンドの音源をリリースし、現在香港のWhite Noise Recordsでも取り扱いが開始された。

broken little sister

横浜、都内を中心に活動。Eskimohunter,Letting Up Despite Great Faults,Pia Fraus,Ulrich Schnaussらとも共演。2010shoegazer disc guide日本人部門トップ・ページに『memories, violet & demons』(デモ版)が掲載。アップグレード版をhappy princeよりリリース。art union(JPN)darla records(US)shellshock(UK/EU)とワールドワイドに流通を開始。以降アジア地域でも積極的にライブを行い、香港ではRingo Deathstarrとも共演している。

This post is also available in:別的語言:別の言語: 繁体中国語, 簡体中国語

Return Top