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カセットテープは残すべきフォーマット。人とのつながりを作るのもレーベルの役目 I HATE SMOKE RECORDS 大澤代表

カセットテープは残すべきフォーマット。人とのつながりを作るのもレーベルの役目 I HATE SMOKE RECORDS 大澤代表

昨年末、新代田FEVERでのイベントKiliKiliVilla presents 『不安と遊撃』vol.1 レーベル設立記念LIVE!』に出演されてたSEVENTEEN AGAiNベースの大澤さんはI HATE SMOKE RECORDSというインディーズレーベルを運営されています。以前お話伺ったMomo-Sei(インタビューはこちら)Clasicks(インタビューはこちら)はじめ数多くの良質バンドがリリース、オムニバス参加されてたり、またカセットテープでリリースしたりと面白い試みもされています。そういったところをふまえ、ライブ前お忙しいなかレーベル運営についてお話伺いました!

 

ーーさきほど出演していた北海道のバンドNOT WONK、すごくいいですね。I HATE SMOKE RECORDSからリリースされてるバンドですよね?

大澤:そうですね、最近カセットテープでリリースしたばかりのバンドです。

NOT WONK “Guess What I’m Thinking”

 

ーー今カセットテープでリリースするというのもとても珍しいし、面白い試みですね。

大澤:ありがとうございます。厳密に言うとI HATE SMOKE RECORDSの中にI HATE SMOKE TAPESというカセット専門レーベルをSEVENTEEN AGAiNVo.G YABUSONくんと共同で立ち上げてリリースしています。今自分達でデモ音源出すとかってデータとかCD-Rで出すのが当たり前ですけど、僕らがバンドやり始めの頃ってまだカセットでデモ音源出してたじゃないですか?ほかにも友達と最近聴いてる音楽をお互いミックステープ交換しようぜ!ってカセットテープに入れて曲名書いて交換しましたよね?

 

ーー自分(現在41)の若い頃はまさに大澤さんが言われた様な事が行われてて、聞いててちょっと懐かしくなりましたが()、大澤さんの時代もまだそういったカセットテープの文化って残ってたんですか?

大澤:そうですね、自分は今年30歳なんですが、高校や大学でバンドやり始めたくらいにMDとかCD-Rに変わりだしたところで、まだテープ文化って残ってましたね。やっぱりテープだとデータと違って簡単に曲も飛ばせないし、一曲をじっくり聴くんですよ。あと音質もCDと違って、かける機械によってはコンプレッサーがかかったようになってギュッてつぶれて粗い音になったりしますし。そのアナログ特有のサウンドが逆にパンクとかではかっこ良く聴こえたりして。そうした点もふまえてテープっていうのが僕もYABUSONくんも凄く好きなフォーマットなんです。

 

ーーなるほど、そういったところでのテープでの販売なんですね。

大澤:それとリンクして、今海外のインディーズレーベルでカセットテープのリリースが多くなっている様ですね。アメリカとかは今も車のサウンドシステム(カーステレオ)CDじゃなくてテープが主流というのも流行っている理由だと聞いた事があるのですが。海外レーベルの音源聴いたりするのが好きだったので、今海外で流行ってて自分も好きだったカセットというフォーマットに特化した形で、日本でやってみようと昨年の5月から始めました。最初に自分達のバンドSEVENTEEN AGAiNを出して、京都のThe Full Teenzや今日ライブ出てた北海道のNOT WONK等これまでに5作品くらい出しました。

SEVENTEEN AGAiN “tokyo olympic”

 

ーーそうなんですね。アナログって言うとほかにもレコードのイメージありますよね。

大澤:はい、僕もレコードよく買いますし、もちろん7インチや12インチのLPで出したい気持ちも強くあるんですが、テープの方が聴く側にとってもレコードより手が出しやすいのかなと思ってて。ちょっとレコードっていうと高いイメージがあるかも知れないですね。7インチとテープが同じ値段で買えるとしてもテープの方が沢山曲が入ってる事もあるのと、何よりテープってフォーマット的に凄く面白いと思います。そうは言ってもやはりテープが聴けない人もいると思うので、ダウンロードコードクーポンを付けてパスワードを入れるとMP3でダウンロード出来て、データでも聴いて貰えるようにはしています。

 

ーー今の状況に合わせてデータでも聴けるって配慮はリスナーとしてもありがたいですね。やっぱりテープとデータでは同じ曲でもけっこう違いありますか?

大澤:実際に聴き比べてもらえば分かるんですけど、音質は全然違うのである意味2種類楽しめて面白いと思います()

 

かっこいいバンドを発信出来る場を作りたい

ーー先ほどI HATE SMOKE TAPESYABUSONさんとの共同と伺いましたが、母体のI HATE SMOKE RECORDSは大澤さんお一人でされてるんですか?

大澤:はい、I HATE SMOKE RECORDSは僕一人でやってますね。大学2年生の時に始めました。当時から自分もバンドをやっていて、周りの友達とかガンガン活動してかっこいいバンドが多かったんですが、みんな音源は自主制作でライブ会場物販限定とかだったんです。大学生の僕らにとってはTOWER RECORDSHMVdisk unionといった全国展開されてる一般店舗に音源を置かれるのって憧れでもあったし、やっぱり全国で売ってみたい!という思いがあって。また自分自身もレコードやCDをたくさん買っていくうちに、このレーベルが出した音源だったら絶対買うとか、このレーベルは全部揃えたいとか、レーベル自体への興味も持ちはじめてきました。まぁ大学生って暇じゃないですか()。当時自分はバイトとバンドしかしてなかったので、これだけ周りにかっこいいバンドがいるなら発信出来る場を作りたい、それでレーベルをやってみたいって思うようになりました。

 

ーーでは自分のバンドの音源を出すためというよりはいろんなバンドを発信したいって考えで立ち上げたんですか?

大澤:そうですね。1作目は2006年の9月にSKAPUNKに特化したオムニバスをリリースしました。自分のバンドも入れてますが、周りのかっこいいと思うバンドを誘って国内外計12バンドで出しました。かっこいいけどまだちゃんとCDとして出してない海外のバンドとかも誘いました。

 

ーーでも海外のそういったバンドはどうやって見つけてたんですか?

大澤:当時PURE VOLUMEってmyspaceの走りみたいなサイトがあって、そこで超マイナーなバンドばっかり聴いてて()。いいなと思ったバンドには『コンピ入んないですか?』って英文でコンタクトを取りました。そしたら海外の人はけっこうフランクで、この曲使っていいよって事で収録して。もう8年前ですが、その後大学生の間はずっと自主でお金も自分で工面してレーベルをやってました。

インタビュー時の穏やかな表情と打って変わってライブ時は激しく、かっこ良く演奏されてます!

ーー始めた当時はどんな苦労がありましたか?

大澤:やっぱり最初はわからない事ばかりで、まずTOWER RECORDSやdisk unionにどうやったら置いてもらえるかってことから、細かいことではCDジャケットや歌詞カードの製本のしかたまで色々ありました。自主制作ではジャケットとかもコピーしただけだったので。当時UNITED SKATESってバンドをやっていて、同時期に丁度disk unionの中のDIWPHALANXってレーベルからリリースすることになったので、そのレーベル担当の方にノウハウを色々聞いて、流通もdisk unionのディストリビューターというか流通システムがあったので、そこからTOWER RECORDSHMVとかに間に入って流してもらいました。そういう形で2~3作品出してるうちに大学卒業も近づいてきて。

 

ーーという事は大澤さんも就職活動されたのですか?

大澤:はい、就職活動始めて改めて音楽業界で働きたいと考えるようになりました。その時は自分でレーベルやって食っていこうとは思ってなくて、まだまだ勉強したいと思って別のレーベル会社の内定もらったんですが、一番最初にやる業務内容がアーティストのマネージャーで…自分もバンドやってたので好きじゃないバンドのマネージャーやりたくねーなーと思って()。で、結局レーベル会社に入るのはやめてレコードも好きだったのでdisk union下北沢店にまずはバイトとして入ってパンクのバイヤー(仕入れ、販売)をやってました。

 

ーーレーベルやバンド活動は続けてこられたんですよね?

大澤:もちろん並行してバンドやレーベルも続けていました。そして2007年にdisk unionに制作部門があるって知って、しかもそこにはパンク、JAZZ、日本語ロックとかいろんなジャンルのレーベルがあるのを知って。当時、disk unionのレーベルはDIWPHALANXしかないと思っていたので…そこで僕らのバンドをリリースしてたレーベル担当の方に、I HATE SMOKE RECORDSを制作部門でやりたいですって話したら二つ返事でいいよって言っていただいて。そこからは個人でやってたのがdisk unionの傘下ってことになりました。まぁ形としては今までと変わらないですが、制作部門に異動になったことで、今までは空いてる時間でやっていたレーベル運営をdisk unionの中でそれに集中して出来るようになりました。パンク以外にもスカとかジャグバンドとか好きだったので、異動してからはモノノケレコーズっていうレーベルも始めて、エスキモーズというバンドのリーダーゆう君とタッグを組んで、BARONさんをリリースしてました。メインはI HATE SMOKE RECORDSですが、レーベルはdisk unionの中でいくつもやってました

エスキモーズ “2010.3.20 新宿LOFT『船乗りの唄』”

 

自分の選択で好きなことをする

ーーBARONさんは以前こちらでもインタビューさせてもらってて、以外なところで繋がっててびっくりです()。現在もそういう形で運営されてるんですか?

大澤:去年の6月からは独立ということで自分一人でI HATE SMOKE RECORDSだけで活動しています。5月末にdisk unionを退社させてもらい、今は制作部門でやらせてもらってたいくつかのレーベルは別の方が担当してますね。

 

ーーそうなんですね。独立されてからの変化ってありますか?

大澤:凄く大きかったですね。やっぱり色んな面でdisk unionの中でやってた時は善くも悪くも会社の後ろ盾もあって出来てた部分もあるので。でも逆に今は好きなことをもっとより深く突き詰められるようになりました。例えば先ほど話したテープ専門レーベルの設立とかは、制作部門の中では実現出来なかったと思います。レーベルを続けていく為に利益を出していかなきゃいけないのは勿論なのですが、まずその前に自分の選択で好きなこと面白いと思う事がより自由にやれるようになりました。テープは残していく価値のある自分の好きなフォーマットだから出す、自分の本当に出したいバンドがいればすぐに出すとか。

 

ーーではバンド活動には影響ありましたか?

大澤:独立当初時はかなり大変だったのですが、最終的にはバンド活動に関しても今の方がやりやすくなりました。色々なことが考えられる余裕もようやく出来てきました。

THE SENSATIONS “STAY YOUNG”

 

ーー大澤さん自身THE SENSATIONS、SEVENTEEN AGAiNと精力的に活動されてて、I HATE SMOKE RECORDSからもリリースされてますよね。これは素人考えなんですが、レーベル所属の他のバンドに対してライバル心とかないですか?あるいは自分のバンドばかり宣伝したくなるとか()

大澤:ライブではもちろん負けたくないですが、友達や対バンのバンドを観る時はリスナー感覚でかっこいいものは単純にかっこいいと思えますね。こんなかっこいいバンドが誰も目をつけてないなら発信してあげたいって思います。

 

一番重要なのは人。2014年かっこ良かったバンドを記録。

ーー音源をリリースするにあたって何か基準みたいなものはありますか?

大澤:勿論、最低基準として自分がかっこいいと思って「もっとみんなに聴いてもらいたいなこの音!」と思えるかどうかというのはもちろんあるんですが、僕が最終的に重要視してるのはやっぱり人柄ですかね。例えばどんなにかっこいい音出しててもそいつがすげーヤな奴だったら出したくないってなっちゃいますし()。まぁそんなヤな人はいっぱいいないと思うんですけど()一番重要なのは人です。話してて楽しい人、例えば一緒にお酒飲んでワァーって騒いだり、お酒じゃなくても一緒にまったりお茶してあの曲やばいよね、あのバンドすごくない?とか音楽の話して、『おっ、わかってるね~、今度一緒にレコード屋行こう!』とかざっくり言うとそういった関係ですね()

 

ーー自分も今日こうして大澤さんと楽しくお話させてもらってるので、なんかそういう様子が目に浮かびます()。きっとそういう関係のバンドが集まってるんだと思いますが、昨年末にコンピレーションアルバムもリリースされましたね?

大澤:これは自分が今まで聴いてきた海外のコンピレーションの影響が大きいです。このコンピレーションに一番影響を受けたものは、好きな海外レーベルPLAN-IT-X RECORDSIf it ain’t cheap, it ain’t punx!ってコンセプトとそこからリリースしていたコンピレーションです。海外のコンピレーションって安いの多くて、このコンピレーションも30曲くらいで値段は3~5ドル。新しいバンドを知るきっかけになるのでよく聴いていました。I HATE SMOKE RECORDSでも毎年年末にコンピレーションアルバムをリリースしてて今年で8作目です。これは今年一年レーベル活動してきて、初めてライブや音源を聴いてかっこいいと思ったバンドや、改めて会ってかっこいいと思ったバンドとかに声かけて収録してもらったものです。今年は25バンド収録されています。

インタビュー中もずっとこの笑顔を絶やさず、初対面の緊張をほぐしていただきました!

ーー僕もこのコンピレーションの評判はきいてますよ!

大澤:このコンピをきっかけにうちのレーベルやこういうシーンを知ったって言ってくれる人もいて、なにより誘ったバンドの名前を広げていける事がレーベル冥利につきますし、つながりを作るのもレーベルの役目かなと思います。recordsには記録するって意味があるじゃないですか。そのバンドが2014年にいた、2014年一番かっこ良かったバンドはこのコンピレーションで記録しました!みたいな()。もちろんお誘いしても曲が用意出来ないですってバンドも中にはいますが、国内で活動してる僕の好きなおすすめのバンドはこれに入ってるって感じです。


LEXT “STAY WITH ME” SoundCloud by I HATE SMOKE RECORDS  『自分が個人的にこのコンピで一番聴いた曲です!』

 

ーーそうなんですね。ところでI HATE SMOKEというレーベル名の由来はなんですか?やっぱりタバコは吸われないんですか?()

大澤:当時つけた時はめちゃくちゃ安直で、本当にタバコ好きじゃなかったのでI HATE SMOKEにしました()。ただこれは後付けですが煙って風とかに流されやすいじゃないですか。煙みたいに流される奴は嫌いって意味も入ってます。俺はこうなんだって自分の意思を持って行動にうつしていく事が僕個人のパンクだと思ってて、相手の違う意見にも耳は傾けるけど、自分が正しいと思ったことをやり続ける、自分のアイデンティティですね。

 

ーー最後に、今年に向けてということでなにか言葉をいただけますか?

大澤:昨年から独立して、言ってみれば本当に自分の好きなものだけを出せる環境になったので、今年はもっと突き詰めていきたいです。あと自分の好きな音楽を広げられるように、もっとたくさんの人に聴いてもらって共有出来るような場所作りをしていきたいです。テープやレコードといったアナログ文化がすたれていかないように活動していきたいです。バンド活動についても、バンド、レーベルどちらかに比重を置く訳でなく、レーベル活動が自分のバンドにつながり、バンド活動がレーベルにつながるように活動出来ればと思っています。

 

正真正銘のパンクバンドといった熱量の高いライブをされてるので、ライブ前の緊張感高まるなかお話聞くのもどうなのかと思ってましたが、ライブの印象とは真逆ですごくリラックスされてて、インタビュー前後もたくさんのお仲間と気軽に冗談を言い合ってる姿が印象的でした。普段こういう感じだからこそ、逆にあんなに激しいライブが出来るのかなぁと妙に納得してました。どちらにしてもライブ前お忙しいところお話聞かせていただきありがとうございました!

また半ば強引にお願いして大澤さんをご紹介いただきましたClasicksのabtkさんに感謝です!

 

 I HATE SMOKE RECORDS official site

 

 SOULMINE MEGA MART site

 

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